2012年1月24日火曜日

1月22日のワークショップ・レポート 前半

いるかビレッジ@豊橋で行われた、ワークショップのレポートです。

自然とつながる心地よい暮らしのつくり方~シャロムヒュッテ 臼井健二さん講演会~

当日は天気にも恵まれ、たくさんの方々に参加して頂きました。
初めに、いるかビレッジの佐野さんから挨拶があり、引き続いて信州安曇野からお越し頂いた臼井さんの講演が始まりました。
佐野さんの、拍手や笑い、頷くことの健康への効用のお話を受けて、臼井さんも「なんで拍手をするか分かりますか~?」という質問から始まり、陰陽について、数の不思議、漢字の成り立ち、近代化のもたらした問題と、それに替わる考え方、愛について、エコでロハス(略してエロ)いお話etc.etc...と導入からKenji-iさん節は絶好調で、参加者の心をグイッと惹きつけます。
町営のさびれた山小屋を繁盛させ、そこでできたつながりの中で創られた持続可能で農的な暮らしを体験できるお宿、シャロムヒュッテやそこにできたコミュニティの取り組みについて、映像を交えお話してくださいました。
あっという間の一時間半の講演後は、お楽しみヌカクドで炊くごはんの実演と説明です。
本式のヌカクドと、廃棄物のペール缶で作ったヌカクドです。
本式のものは買えば10万円もするとか!!
廃棄物のペール缶とトマト缶を使えば・・・
なかなかお目にかからない代物に、みな興味津々です。

ご飯を炊いている間も、質疑応答、健さん節は止まりません(笑)
「炊き方のコツをご存知ですか?」ー「はじめチョロチョロ、中パッパ、赤子泣いても蓋取るな」(参加者)と「みなさんよく言いますが、これでは美味しいご飯は炊けませんよ(笑)焦がします」
正しくは、「はじめチョロチョロ 中ぱっぱ シュウシュウいったら火を引いて 3歩下がってサル昼寝 赤子泣いてもふたとるな そこにばあさまやってきてわらしべ一束くべたとさ」だそうです。
だいたい、10分で沸騰、蓋を開けるなどして10分グツグツ、そして10分蒸らして出来上がり出来上がり~
いるカフェスタッフさんの用意してくれた、おいしいカレーとサラダ、岐阜の仲間が持参してくれた手作りのおかずやお漬物、自己紹介もかねがね賑やかなランチタイムとなりました。


ちなみに背景にある広場はパーマカルチャー・デザインによる持続可能な食べられる菜園(森?)になるそう。
建設途中のデイケア施設や新たなカフェなど、2012年、この‘いるかビレッジ’がどのような変貌を遂げていくのか。そこもとても興味深いところです。
佐野さんの、「ここはパーマカルチャーの実験の場なんだよ。」という言葉通り、創られていく過程を体験できるという、とても貴重な場なのだなと感じます。

ペール缶ヌカクド作りのレポートは次回、後半に続きます。

レポーターは、パーマカルチャーTUBE@浜松のリキでした。

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