アースオーブン ワークショップもいよいよ大詰め
いままで作ってきた日干しレンガを積み上げていきます!!
薪置き場となる下の土台をつみあげ、コンクリの柵板を置きます。
柵板を二重に敷き、その中間に土と空きビンで断熱層をつくります。
コンパネを利用してオーブン本体の型枠をつくります。
この枠は完成後、火を入れると燃えてなくなります。
お昼御飯もモリモリ !!
カマボコ型に日干しレンガを積み上げます。
最後に漆喰で全面塗りまるめます。
断熱効果の高い漆喰を塗ることにより、中の温度が下がりにくい構造にしていきます。
全体に太目の麻縄をグルグルと伏せこんで割れ止めとしました。
これは、土蔵に用いられる工法です。左官ならではです!
使用した漆喰は、高知県で使われる土佐漆喰を使いました。
95%は完成です!!
あとは自由に化粧するだけ。
土壁に使う荒壁土から日干しレンガを作り、オーブンを作るまでを体験していただきました。
形無い物を作り上げると言う作業に戸惑いつつも、みなさん真剣に作業され、完成と言う感動がより良い物になったと思います。
無垢の木と土と漆喰がもっとも優れた建築材料だと信じています!!
もう一度、人類の根源である土を見直してみては・・・。
パーマカルチャー中部 建築講師 森の左官職人 山本勉
やまと左官工芸 http://benben.hamazo.tv/
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